Googleサーチコンソールのモバイルユーザビリティの問題が解決しない原因

スマホ化(モバイルフレンドリー対応)済みなのに、Googleサーチコンソールから以下のようなエラーメールが届いた場合の対処法です。

Googleサーチコンソールから届いたモバイルユーザビリティの問題

サイト https://www.〇〇〇〇.com/ で「モバイル ユーザビリティ」の問題が新たに 検出されました

https://www.〇〇〇〇.com/ の所有者様

Search Console により、貴サイトに影響する「モバイル ユーザビリティ」関連の問題が新たに 2 件検出されました。「モバイル ユーザビリティ」は Google 検索結果で悪影響を受ける可能性がございます。 この問題をご確認のうえ、修正することをご検討ください。

新たに検出された上位 2 件の問題(影響を受けるページ数に基づく):

  • コンテンツの幅が画面の幅を超えています
  • クリック可能な要素同士が近すぎます

モバイルフレンドリーテストで合格していても、別の問題で、この警告メールが届く場合があります。

ぜひ、以下の4つの方法を試してみて下さい。

1.min-widh

CSSに記載している『min-width』がジャマしている場合があります。

min-widthを全て消して、モバイルフレンドリーテストを行ってみて下さい。

私の場合、大枠のdivタグに『min-width:auto』と指定していたのが原因でした。

div#container {
	min-width:auto;
}

2.『robot.txt』を設置していないか?

サーバー上の『robot.txt』がジャマして、CSSを正常に読み込めていない場合があります。

もし『robot.txt』を設置している場合は、一度robot.txtを削除してから、モバイルフレンドリーテストを行ってみて下さい。

私の場合、以下の命令文が記載してあるrobot.txtを削除したところ、検証が合格になりました。

User-Agent: *
Disallow:

robot.txtは、検索エンジンのロボットがWEBサイトのクロールをスムーズに行えるように指示する為のファイルです。

設置するのは、検索エンジンに登録して欲しくないページなどが存在する場合のみで大丈夫です。

10年ぐらい前、「サーバー上にrobot.txtがないと、検索エンジンから全てインデックスが削除される」というSEO話があり、それからずっと置いたままにしていました。

3.アドセンスのコードが古くないか?

レスポンシブデザインに対応していない古いアドセンスのコードを使用していませんか?

特にリンクユニット。

幅が広いリンクユニットが原因で、コンテンツの幅をオーバーしている可能性があります。

モバイルフレンドリーテストでは、アドセンス広告がプレビューに表示されていないので、気付きにくいです。

4.何もせずに再審査

「思い当たる節が全くない」という場合、一度、何もせずに再審査してみてください。

私の場合、これで合格になった場合が何度かあります。

あと放っておいたら、サーチコンソール上でエラーと表示されていたページが、いつのまにか「問題なし」に変わっていたこともあります。