レンタルサーバーの障害対策を考える。恐怖のサーバーダウンへの備え

サイト管理者にとっては恐怖のサーバーダウン。

障害が起きたサーバーから正常なサーバーへすぐに切り替えられるような仕組みがあればいいのですが・・・

実際にはすぐに切り替えることはできず、ドメインとの紐づけに一日程度の時間が掛かってしまうのが現状です。

そのため、自分で何とかするより、サーバー会社の対応を待つ方が復旧は早い。

サーバーに障害発生

しかし、アクセスできない状態が数分続くと業務が停止してしまうケースもあります。

何か対策はできないか?

サーバーを替えるのは無し。

値段が高いレンタルサーバーにしたって、落ちる時は落ちる。

結局、レンタルサーバーでも可能&確実な障害対策となると、

「同じ2つのウェブサイトを用意する」

これしかない。

案1)ナビページを用意してサーバー障害に備える

サーバー障害に備えてナビページで対策
実際に障害が起きた時のナビページの役割

案2)リダイレクトでサーバー障害に備える

サーバー障害に備えてリダイレクトで対策
実際にサーバー障害が起きたときのリダイレクトの役割


サーバーが落ちた時、「代替先のURLをユーザーにどう知らせるか?」が一番の課題となります。

予め二つのURLを周知させておくか、TwitterやLINEなどのSNSを使って誘導するか。

また、サーバーAが落ちてしまってはどうもこうもありません。

しかし、どちらか片方でもアクセスできるウェブサイトが生き残っている分だけ、その影響を大きく軽減できるケースもあります。

例えば、業務用で使用している場合です。

  • 業務に必要な資料を共有している
  • 数値を計算するシステムが組み込まれている
  • 顧客データ

などなど。

検索エンジンからの集客に頼るような一般的なウェブサイトには適していませんが、このようなデータベース的な用途で使用している場合は、十分有効な対策となるでしょう。